あの震災から6年


 

あの震災から6年

 

過ぎてしまえばあっという間

大きな地震の恐怖

一瞬でなにもかも流されてしまった津波

いつの日かかまたどこかで起きるかもしれない

 

自然災害の恐ろしさ、悲しさ、辛さ

ここまでくるのに

どれだけしんどかったか

ここまでくるのに

どれだけ多くの人にお世話になったのか

忘れてはいけない出来事です。

 

 

震災で町全体が変わり

未だ復興途上です。

まだまだこれから

 

震災で私の人生が大きく変わった

起業して

雇用して

やりたいことに夢中で

 

失ったものは多いけど

人との出逢いが宝となり

人との繋がりが財産です。

全てに感謝。

 

これからも前を向き歩み続けていきたい。

 

平成29年3月 阿部民子 記


あの震災から5年


 

あの日から5年

 

突然の地震、津波、無我夢中で山によじ登り

身体の震えが止まらず頭の中が真っ白でした。

過ぎてしまえばあっという間、

ここまで来るまでが辛かった

 

避難生活から仮設生活

そして、新居での生活

 

やっと新しい家に住み

家族の団らんがあり

ホッとできる空間がある幸せ

あたり前の生活を実感

 

 

たみこの海パックを立ち上げ3年

これまでたくさんの方々と出逢い繋がり

そして学び、今の自分がいます。

人は一人では何も出来ない

関わってくださった全ての皆さんに感謝します。

 

三陸の海の豊かさを伝えたい

美味しさを伝えたい

海産物の旬を伝えたい

 

仕事ができる充実感

仲間がいる安心感

 

不安を少しずつ取り除き

これからは

新しい事にも挑んでみたい

わくわくドキドキを感じて

毎日を楽しく過ごしていきたい

 

 

平成28年3月 阿部民子 記


あの震災から 4 年


 

過ぎてしまえば早いもの

無我夢中でした。

先を見れば不安だらけ

いつも今日を精一杯

 

やらなければいけないことが山積みで

自分に余裕がなく

足元を眺めています

 

自立しなければと思いながら

もがいている自分

少しずつ少しずつ

前に進もう

わかっているつもりでも

焦ってばかりで

気持ちが付いて行かない

4 年経つても

まだまだこれから 

 

 

今年から夫婦で

仕事が出来るようになり

頑張る力が倍になり

前をむくぞと言いきかせ

日々頑張っています

早く元のように

 

リズムをつかみたい

たくさんの方々に支えられ

今の自分がある

たくさんの出逢いと繋がりに感謝

人の温かさに感謝

いつか自分も人のために

役に立てる心豊かな人になりたい

 

 

今年中には我が家が出来そうで

家族だんらん描いています

なにより楽しみ出来ました。

 

平成27年3月 阿部民子 記


あの震災から3年


地震 そして、津波

一瞬にして全てを失い

3年経っても仮設生活です。

 

生きなければ

生活しなければ

何か始めなければ

毎日が無我夢中でした。

 

なにをやるにも人の手を借り

なにをやるにも人の知恵を借り

ひとりではなにも出来なかった

多くの支えと励ましで

今の私がいます。

 

起業する事の大変さ

上に立つ事のきびしさ 辛さ

味わいました。

 

仕事出来る事の充実感

人に喜んでもらえるうれしさ

生きているって実感します。

毎日が勉強

毎日が精一杯

これからも続きます。

 

3年経ってようやく先が見えてきて

一歩一歩進みます。

 

いつの日か

家を建て

家族が笑顔でいられるように

 

そして

みなさんに

恩返しが出来るように

 

 

 

 

 

 

 

 

平成26年3月 阿部民子 記


あの震災から2年


突然の地震 津波で無我夢中で山によじ登り

気がつけば 何もかも無くなっていた

現実を受け止めるまで時間がかかり

余震の恐怖と戦いながら

生きる事だけで過ごした日々

今振り返ると一日の時間が長くつらい日々でした

全国の皆さんの支援や励まし忘れない

 

仮設で 家族みずいらず

でも 何かが違う

ぎこちない

 

月日と共にこれからの事考える

何かしなければ 私が何かしなければ

との思いから

たみこの海パック 立ち上げた

沢山の方々と出逢い つながり

応援して頂き 感謝です。

仕事 出来る事のうれしさ 充実感

先の事考えれば 不安だらけだけど

やりたい事 やってみたい事

どんどん増えてきて

夢が広がります

一歩ずつ 一歩ずつ 楽しみながら

進んでいけたら 幸せ

 

震災前の自分とは はるかに違う

あの悲しみ 辛さ乗り越えたから

出来るのかもしれない

 

いつか 家を建て 家族みんなが集まり

以前のような 笑い声が聞こえるように 

 

 

 

 

平成25年2月 阿部民子 記


あの日から今


いつも通りの早朝

いつも通りにワカメ刈りに海に行く

いつも通り朝ごはんを食べ

いつも通りにワカメのボイル作業をする

いつも通りのお昼でした

いつも通りにワカメの芯抜きをしていた


その時、もの凄い地震・そして津波

一瞬にしてすべてを失い

残っているのは

ドロドロになったガレキだけ

雪が降りふっと気がついた

着の身着のままの自分

自分が持っているのは

携帯電話とラジオだけ                      

これって現実?

一晩寝たら元通り?

家に帰れるの?

そんな思いがグルグル回る

 

数日たってようやく

本当に起きた出来事

悲しい現実

実感する


いつも通りがいつも通りでなくなる

お先真っ暗!


毎日が戦後のようでした

電気・水道・ガス使えない

寒くて 寒くて

川で顔を洗い

川で洗濯 冷たい手

自衛隊はじめ沢山のボランティアの方々

世界各国から様々な支援

本当に感謝です。

決して忘れない!


出逢いを通し

これまでの自分を振り返る

人任せじゃダメ

自分で立ち上がろう

前を向いて行こう

今、自分に出来る事

やっぱり海にたずさわる事


南三陸町の海の復興は

少しづつですが

活魚から海産物まで

復旧復興が感じられます

 

そんな中で私は

南三陸町には

美味しい物が

沢山ある事に気がつきました

家族で食卓を囲みながら食したり

お酒のおつまみだったり

料理を楽しんだり

 

美味しい物を

みなさんに伝えたくて

美味しいイチオシの

詰め合わせを考えました

 

南三陸町には旬の物がいっぱい!

四季折々の旬の海産物を食べて

みんなが笑顔で

過ごせますように!

 

そして、二度と悲しく

辛い思いを

しないように!

 

3.11から今  平成24年9月 阿部民子 記